太刀の佩き方

長年、太刀の佩き方を研究してまいりました。そしてようやく正しい太刀の佩き方をマスターしました♪この方法を伝授したいただきました横内さん本当にありがとうございました♪♪

@まず太刀の佩緒を解く。


販売されている太刀は佩緒(陣太刀に付属している紐)がしっかりと結ばれています。まず図のように佩緒を解きましょう。

A脇差にひっかける


別に脇差に佩緒をひっかける必要もないのですが、初心者の方は太刀を持ちながらでは難しいですので、これをいたしますと少しは楽に結べます。

B前で佩緒を交差させる。


図のように前方でクロスさせます。ここでしっかりと互いの紐を持ちながら次の動作に移ります。

C前の太鼓革に紐を内側から通す。


太鼓革(太刀の金具についている革)に佩緒をひっかけます。図のように下から通しますと安定します。

D後ろの太鼓側に後ろから紐を通す。

後方も前方と同様に太鼓革に佩緒を引っ掛けます。
E鞘の尻が上がるように紐を締める。

図のように左右対象になるようにしてください。
F最後に蝶々結びをして完成

最後に右腰で蝶々結びをし、余った佩緒は腰に巻いている佩緒にからませ、終了です。
といった感じで太刀を佩きます。ポイントとしては一文字結びの上に佩緒をもっていきますと、鞘の尻があがるようになりますし、めったにずれません。甲冑の折も腰紐の上に引っ掛けるようにすれば大丈夫です。この結び方は横内さんが伊勢戦国村のスタッフの方に教えていただき、それを私に伝授してくださったものです。この結び方ですと簡単かつ安定したやり方です。

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