大坂の陣合戦祭2014
その3


2014年10月19日
【画像提供】楠木正勝殿/片矢木様/鹿殿/戦国魂様
天守閣へ


































































本番終了後。 

リハのため、お昼休憩がありませんでしたので、とにかく昼食のためブースへ移動。

本当はすぐに集合写真といきたかったのですが、初心者の方の体力を考え、あえて休憩としました。 

ですが、ここからは実質フリーであり、気が楽でした。 

昼食が終了し、向かったのは大阪城天守閣です。 

実は大阪城の醍醐味は天守閣ではないのですが、ですが大人数で記念撮影を撮るには最適の場所です。また最も「大阪城」らしい場所でもありますし^^ 

天守閣前に参りますと、そちらでブースを出しておられます忍者衆の方のパフォーマンスを見学。そして全員揃って記念撮影です。 

いやーさすがに130名ほどの武者が集まると壮観です。 

豊国神社参拝






















集合写真を終え、次に向かったのは豊国神社です。 

当初神社さんへの参拝は計画しておりませんでしたが、援軍山さんのご助力で参拝することが出来ました。 

本殿に入り、玉串奉奠をさせていただきました。 

奉奠をしたのは一海、豊臣秀頼公(知盛さん)、淀の方(116さん)、徳川家康公(蹴鞠さん)、松平忠明公(ケンくん)、真田信繁公(羽々斬・山下さん)、真田大助公(富楠さん)、毛利勝永公(毘毘さん)、後藤基次公(真下さん)、安井道頓翁(矢舞さん)です。 

うーん、このチョイス・・・めちゃくちゃ私の想いというか趣味が入っております^^; 

ちなみに幸村ですが、大坂の陣におけるシナリオでは「信繁」で通しました。 

あくまで一説でありますが、幸村の名は江戸時代に創作されたものです。 

ではなぜ創作されたのか。 

それは江戸時代の作品でタブーなのは幕府や大名のマイナス要素を出すことです。 

例えば赤穂浪士の話も、当初は南北朝時代の武将を当てはめています(浅野内匠頭は塩谷判官、吉良上野介は高師直) 

現代で言えば『沈まぬ太陽』で国民航空と会社名を変更しているような感じです。 

真田家は外様大名ですが、江戸中期に老中松平定信の子が当主となり、老中になっています。

幸村は幕府にとっては政治犯ですから、そのまま実在の名前は出せないのです。 

といった状況を踏まえ、幸村ではなく信繁で通させえていただきました。 

もう一つは、まあ今回のステージをじっくり拝見される方はコアな戦国ファンがほとんどですし、何よりも赤い甲冑を着用した山下さんの殺陣を見れば幸村だと説明しなくてもおわかりになるであろうと考えたからです^^ 

と、話がずれましたが、厳かな雰囲気で参拝が終了。その後宮司さんからお言葉をいただきました。 

滅びておしまいではないシナリオを宮司さんにも褒めていただき、私が伝えたかった想いが届いたことに嬉しさを噛み締めておりました。 

城内行軍













































さてここでようやく一時解散。 

疲れた方は西の丸庭園へ、まだ元気な方は大阪城行軍です。 

ここからまあ、私のほぼブレーキなしの暴走(?)が始まります^^; 

まず向かったのは青屋門です。 

その途中梅林があるのですが、坂上に石山本願寺の碑があります。 

そこで急遽、和尚を蓮如役に任命をし、勝鬨差配をしていただきました。本番ではスムーズに台詞が言えていた和尚も久しぶりのムチャぶりにちょっととちってくれました♪ 

坂を下りますと、そこは片桐且元の屋敷跡。 

この日且元役でした鹿さんが勝鬨差配です。 

青屋門前にはブースが並んでおりましたが、そこで勝鬨。 

青屋門から次は極楽橋を渡り、山里郭へ。 

山里郭には秀頼・淀殿のお墓があります。 

山里郭は静かに進み、黙祷いたしました。 

次に進んだのは京橋口から乾櫓方面です。 

ここは道路に面していますので、音や声は一切なし。 

ではなぜ遠回りとなるこのコースを選んだのか。 

それは極楽橋―京橋口→乾櫓→大手門のコースにある石垣類が本当に美しいからです。 

私はほぼ毎日大阪城をウォーキングしておりますが、このルートは本当に美しく、是非この前を甲冑で歩きたいと考えておりました。また多くの方に知っていただきたいとも願っておりました。 

その念願がついに果たすことが出来、本当に感無量でした^^ 

こうして大手門へ進み、ようやく西の丸庭園に凱旋いたしました。 

非常にハードな内容でしたが、可能ならば南外濠も歩きたかったです^^; 

こうして無事に大坂の陣合戦祭は終了し、凱旋の油ソバを夜、矢舞さんと食したのでありました♪ 

今回は本当に予算が少なく、戦国魂さんは言うまでもなく、参加者の方も大変だったと思います。 

ですが、次に繋ぐことが出来るだけの成果は挙げられたのではないかと思います。 

次なる四百年へ―。 

現在未定ですが、2015年の春にイベント予定がされております。 

また今回ご参加いただきました皆さん、そして新しくご一緒していただく方たちと共に大阪を盛り上げていくご協力が出来ればと思います。 

とにもかくにもご協力いただきました皆様に篤く御礼申し上げますm_m

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